こんばんは🌙、禄三郎と申します。
人生100年時代を生きる全ての若者の必須スキル、それは常に新しくなり続ける常識やルールを学び続け、それをアップデートすることです。
共に学び、一緒に成長していきましょう!
★今回紹介するのは資産形成、ライフプランについてのトピックです。
- 一人暮らしをしているが、家賃の負担が大きいと感じている
- 老後にアパートを借りるのは、難しいと聞いたことがある
- 結婚を予定しているが、いつ戸建て住宅を購入していいか分からない
この記事を読むと、戸建て住宅を購入するタイミングが分かります。また、賃貸と持ち家のメリットとデメリットを学ぶことができます。
この記事の重要キーワード:20代で考えるべきこと 住宅購入 賃貸 家賃 ランニングコスト
この記事で伝えたい結論:持ち家と賃貸の違いとデメリットを比較したうえで、今一度、自分のライフプランを練ってみよう!
実際に、25歳で戸建て住宅を購入した禄三郎🌙が詳しく解説!
もし、はっきり答えを出すとしたら、『賃貸住宅』が資産形成(トータルコスト)においては正解となります。
持ち家のメリットとデメリット
戸建て住宅を購入することは、人生における非常に大きな決断の一つです。一度購入してしまえば、もう後戻りはできません。
そして賃貸住宅と比較して、様々なメリットとデメリットがあります。以下に、まとめます。
1.安定した住まい
- 自分だけの空間を作れる: 自由にリフォームや模様替えができ、自分だけの快適な空間を作れます。
- 長期的な居住が可能: 賃貸のように契約更新の心配がなく、安心して長期的に暮らすことができます。
2.ライフスタイルの充実
- 家族との充実した時間: 広々とした空間で、家族との時間を豊かに過ごすことができます。
- 趣味のスペース: 庭などの趣味を楽しむためのスペースを確保できます。
- ペットとの暮らし: ペットと一緒に暮らす環境を整えることができます。
3.その他のメリット
- 団体信用生命保険: 住宅ローンに付帯する団体信用生命保険に加入することで、万が一の場合に住宅ローン残債が免除される場合があります。
1.高額な初期費用
- 頭金: 住宅価格の一定割合の頭金が必要となる場合があります。
- 諸費用: 仲介手数料や登録免許税など、住宅購入には様々な費用がかかります。(筆者の場合は、土地および住宅価格+150万円ほどでした。)
2.住宅ローンの返済
- 長期的な負担: 住宅ローンは長期間にわたって返済する必要があります。これが滞ると、取り返しのつかないことになります。
- 金利変動リスク: 変動金利を選択した場合、金利上昇のリスクがあり、毎月の返済額が上がる場合があります。
3.固定費の増加
- 固定資産税: 毎年支払う必要があります。
- 修繕費: 住宅は経年劣化するため、定期的な修繕費用がかかります。(水回りのリフォーム・修理や住宅設備の買い替え、定期的な外壁塗装など)
3.流動性の低下:
- 売却価格の変動: 住宅価格が下落している場合、売却額が購入価格を下回る可能性があります。これは自分の資産額そのものに影響を与えます。
やはり、持ち家購入は実際の土地家屋購入金額のほかに、大きなランニングコストがあるのが特徴であり大きなデメリットです。
戸建て住宅の場合、年間で30万円~50万円程度が目安と言われています。この金額には、固定資産税、火災保険料、修繕費などが含まれます。
主に短いスパンで経費がかかる修繕は、トイレやシステムバス、システムキッチンの入れ替え、外壁塗装などが挙げられます。
もし仮に50年間住むとしたら、ランニングコストだけで(単純計算ですが)最低でも1000万円~1500万円程度を見込んでおいたほうがいいでしょう。
このランニングコストが、筆者にとっては将来的に一番大きい出費となります…。
賃貸住宅のメリットとデメリット
また、賃貸住宅には以下のようなメリットとデメリットがあります。
1.柔軟な住み替えが可能
2.メンテナンスの負担が少ない
3.初期費用が抑えられる
4.税金の負担がない
1.自由度の制限:内装や間取り、設備などを自分の好みで変更することが難しいです。壁に釘を打ってはいけないなど、細かな制限もあります。
2.退去時の原状回復義務:退去時に原状回復費用がかかる場合があります。
3.長期的なコスト:家賃を払い続ける必要があり、老後の家賃負担が心配になる場合もあります。
4.高齢者の入居制限:高齢になると新たに賃貸物件を借りることが難しくなる可能性があります。
5.住宅性能の低さ:特にアパートの場合、マンションや戸建て住宅と比べて耐震性や防音性などの住宅性能が劣ることがあります。(壁や天井が薄くて生活音が漏れるなど)
結論としては、ランニングコストがほとんどないので、トータルコストで見たら賃貸のほうが安くなります。
特に、ガス給湯器(もしくは電気温水器など)やエアコンの故障が無償対応というのが一番メリットとして大きいかもしれません。
筆者は実際に、家主さん負担で当時借りていた部屋のエアコン取替えをして頂きました。
また、筆者が実際に感じたデメリットとしては、「壁の薄さ」と「湿気」です。
周囲に背の高い建物が隣接しており、建物全体の風通しが非常に悪い部屋を借りてしまった経験があります。
賃貸アパートを借りる際には、部屋の中だけでなく、日当たりと風通しの面も注意して比較してみましょう。
アパートの壁の厚みや生活音の反響具合に関しては、どうしても「値段相応」といったところでしょうか。
ここを我慢できると、資産形成の点では大きなアドバンテージを得ることができるでしょう。
筆者はなぜ、お金のかかる住宅購入を選んだのか?
筆者はまだ独身ではありますが、中古の一戸建て住宅を購入し、もちろん現在も住んでいます。
筆者が中古の戸建て住宅を購入したのは『25歳』のときです。金額感としては、住宅と土地と諸経費を合わせて1600万円ほどです。
35年ローンで地方銀行と契約を交わしたので、私は60歳まで住宅ローンを支払い続けるという選択をしました。
これには2つ理由があります。1つめは、「家族との再同居をしているから」です。
母親と妹が九州移住を決心し、一緒に住みましょうという話になり、「広いアパートを借りて3人で住むくらいなら、もし良い物件があれば戸建て住宅を買おう」という話になったという経緯があります。
2つ目は、「どうせローンを組んで家を買うなら、早く買ったほうがいいから」です。
これは住宅ローンの支払い年数の問題があるからですね。
高齢者になっても住宅ローンの支払いに追われる人生は嫌なので、支払いが完了する年齢を考慮した結果、25歳が住宅購入の最終期限であると私の中で結論となったのです。
では、住宅購入を決めても良い条件とは?
よく言われている不動産屋の鉄板セールストークである「賃貸アパートの家賃を払い続けても、自分の資産にはならないから、ぜひ住宅を購入しましょう」という営業トーク。
これは半分正解であり、半分は間違いです。
たしかに、アパートの家賃は家主や不動産管理業者に支払われ、部屋を借りている私たちは、本当に「借りているだけ」です。
そして、一般に住宅を購入したら、たしかに所有権は全て自分のものにはなりますが、この住宅が「価値のある資産」と呼べるケースは非常にまれです。
住宅やマンションの資産的価値が上がる条件としては、都会の一等地であったり、もともとかなり高額であったりと、一般庶民が簡単に買えるような商品ではありません。
もし、これを読んだ皆様がもし住宅を購入するのなら「一括で買えるならいつでも、35年ローンを組むなら25歳までに」購入しましょう。
必ず住宅ローンを払い終える年齢を考慮し、遅くとも「65歳までにはローン完済」ができるよう、組む年数や購入年齢を調整するのがベストだと思います。
もちろん、自分の収入のレベル感にあった金額のものをじっくり検討してください。
無理なく35年ローンで支払うなら、住宅や土地の合計金額は「年収の5倍程度」が目安だと思います。年収の6倍以上は、共働きをしないと支払いと貯金の同時進行は厳しいでしょう。
まとめ
今回は筆者の実体験を元に、『持ち家と賃貸どちらがいいのか問題』について記事を書いてみました。
結論としては、「狭さや不便さを受け入れて貯金・節約を優先する賃貸」と「資産形成上の大きなデメリットを受け入れて、豊かで自由な暮らしを実現する持ち家」という特徴がありますので、貯金や節約を推奨している筆者としては、『賃貸住宅』をオススメします。
ただ、もちろん一戸建て住宅では可能なことが、賃貸アパートではできないことが多いということも事実です。(この場合は「大は小を兼ねる」が適用できるでしょう)
大きな維持費を覚悟の上で、自由な住まいを手に入れるかどうかは、あなたの価値観次第といったところでしょう。
ぜひ今のこの若い年齢のうちに、この問題についてゆっくり考え、自分なりの答えを出していただきたいと思います。
以上、簡潔ではありますが、ここまでになります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました🌙