こんばんは🌙、禄三郎と申します。
人生100年時代を生きる全ての若者の必須スキル、それは常に新しくなり続ける常識やルールを学び続け、それをアップデートすることです。
共に学び、一緒に成長していきましょう!
今日紹介するのは「資産運用・新NISA」についてのトピックです。
- 新NISAについて調べているが、どのファンドを購入したらいいか分からない
- 米国株式インデックスファンドでいいとオススメされたが、アメリカ経済の将来性に不安がある
- 新NISAは知ってるけど、オルカンについてはまだ詳しくない
- 30年間ずっと保有ができて、最も信頼できるファンドが知りたい
この記事の重要キーワード:インデックス投資 新NISA オルカン リスク分散 低コストファンド
この記事の結論:資産運用のコアとなるファンドの詳細を知って、インデックス投資の継続力を高めよう!
実際に、オルカン400万円分を運用している禄三郎🌙が詳しく解説!
そもそも『オルカン』ってなに?
「オルカン」とは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の略称で、全世界の株式市場に投資するインデックス型の投資信託です。
参考までに、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の公式サイトへのリンクを貼っておきます。
このファンドは、日本を含む先進国および新興国(先進国23カ国、新興国24カ国の合計47カ国)の株式を主要投資対象としており、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」(指標)に連動する投資成果を目指しています。
ただしこの指標の動きに完全に一致した値動きにはなりませんので、ご注意ください。
投資対象国・地域の構成比率
このファンドの目的
日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざしています。
このファンドの主な特徴
「オルカン」は、三菱UFJアセットマネジメントが提供するインデックスファンドで、以下のような特徴があります。
①分散投資が可能
オルカンは約50カ国、約3,000銘柄に投資することができ、1本の投資信託で世界中の株式に分散投資が可能です。これにより、特定の国や地域の経済状況に左右されにくく、リスクを分散する効果があります。
②低コスト
インデックス型のため信託報酬(運用コスト)が低く、プロによる運用を低コストで任せることができます。具体的には、信託報酬は年率0.05775%と業界最低水準です。(この数字は変わる可能性があります)
③少額からの投資
投資信託は金額指定で購入できるため、少額から始められます。多くのネット証券では100円からでも購入可能で、初心者でも手軽に始められます。
④株価や業績の変動に応じて、自動的に構成比率を入れ替えてくれる
業績が悪い会社や、経済情勢などに問題がある国は定期的に見直され、適宜排除される。
個人的には、⑤の『自動メンテナンス機能』が非常に優秀です。
私たちがやることは、ただ購入し、保有し続け、「現金」と「投資にまわすリスク資産」の割合の調整だけしておけばOK!
このファンドの注意点
また、以下のような注意点もあります。
オルカンは全世界に分散投資しているように見えますが、実際には米国の株式市場への依存度(公開日時点で64.0%)が高く、米国経済の影響をかなり受けやすいというリスクがあります。今後、さらにアメリカの占める割合が増える可能性もあります。
- 長期的な視点が必要: 「オルカン」は長期的な資産形成に適した投資信託です。短期的な市場変動は気にせず、淡々と積立投資をしましょう。
- 為替リスク: オルカンの投資先の通貨比率は米ドルが大部分を占めており、為替変動によるリスクがあります(為替ヘッジなし)。特に円高の局面では、投資信託の価値(基準価額)が下がる可能性があります。
- 信託報酬とコスト: オルカンは信託報酬が低いファンドですが、隠れコストが存在します(ただオルカンは隠れコストも非常に小さいです)。投資商品を購入する際には、目論見書などでコストを確認することが重要です。
- 短期的な元本割れの可能性:過去のパフォーマンスは、将来の成績を保証するものではありません。
- 株式が100%のファンド:債権は組み込まれていないので、投資全体の中では比較的リスクは高めといえる。
なぜ全世界の株式市場は今後も成長すると予想できるのか?
主な要因としては以下のようなものが挙げられます。言い換えれば、『資本主義が継続すると、株式市場も継続し発展する』ということです。
- 新製品・サービスの開発: 企業が新たな製品やサービスを生み出すことで、市場規模が拡大し、収益が向上します。これにより、株価が上昇する可能性が高まります。
- 事業拡大: 企業が既存の事業を拡大したり、新たな市場に進出したりすることで、成長が期待され、株価が上昇する可能性があります。
- 技術革新: 新しい技術の開発や導入により、生産性向上やコスト削減が実現され、企業の競争力が高まります。
- GDPの増加: 国の経済が成長すると、企業の収益も増加し、株価が上昇する傾向があります。
- 消費の拡大: 人口や消費者の所得が増加すると、消費が活発になり、企業の業績が向上します。
その他の株価変動要因
- 金融緩和の影響
- 低金利: 金利が低い環境では、投資家にとって株式投資の魅力が増し、株価が上昇する可能性があります。
- 量的緩和: 中央銀行が大量の資金を市場に供給することで、株式市場に資金が流れ込み、株価が上昇する可能性があります。
- 投資家の心理
- 楽観的な見通し: 投資家が将来の経済成長や企業の業績に楽観的な見通しを持つと、株価は上昇する傾向があります。
- 群衆心理: 他の投資家が株を購入しているのを見て、自分も購入しようとする心理が働き、株価が上昇する可能性があります。
- その他
- 人口増加: 人口が増加すると、消費が増え、企業の収益が向上する可能性があります。
- グローバル化: 世界経済の相互依存度が高まることで、新たな成長機会が生まれ、株価が上昇する可能性があります。
- 政府の政策: 政府の経済政策が株式市場に影響を与えることがあります。
なぜ米国株式じゃなくて全世界株式がオススメなの?
結論、1つの国が30年後まで長く繁栄し続けることは考えにくい。
過去を遡ると、米国ではない国がトップの割合を占めていた時期もある。
たまたま最近米国の株価が大きく成長しただけで、30年後にどこの国がより成長しているかは予想ができない(と悲観的に考える)。
むしろ予想できないからこそ、どこの国が成長しても株価上昇を取りこぼさないように全世界分散型ファンドで確実に恩恵を得るのが目的。
まとめ
実はこのファンド以外にも、似たような全世界株式ファンドはいくつかあります。
ただ、本記事で解説した「eMAXIS Slimシリーズ」が最もコストが最安で人気が高く、コストパフォーマンスが良いとされています。
全世界の株式市場の成長を信じ続け、「オルカン」をひたすら買い続けることが、20代の資産形成の1つの最適解だと自信を持っていえます。
共に節約・貯金・投資を継続していきましょう!
投資のための具体的な貯金方法についても、別記事にて解説しています。
貯金方法として、まず最初にやってほしい節約術はコレ!
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以上、今回はここまでになります。
読んでくださって、ありがとうございました🌙