こんばんは🌙、禄三郎と申します。
人生100年時代を生きる全ての若者の必須スキル、それは常に新しくなり続ける常識やルールを学び続け、それをアップデートすることです。
共に学び、一緒に成長していきましょう!
今日紹介するのは「恋愛・結婚」についてのトピックです。
- 過去に恋愛や結婚で辛い経験があり、今は前向きに考えられない
- 家庭環境が良くなかったことが原因で、結婚や家庭を持つことにポジティブになれない
- リアルな結婚生活に対して理解が浅いまま、すでに結婚してしまい悩んでいる
実は筆者である私には、恋愛観や結婚観が歪んでしまった過去があります。それは、「両親の離婚」にあります。
17歳の当時高校生(正確には高専生)だったとき、私の父親は他の女性と共に家を出ていってしまいました。
その当時、離婚なんてものは噂でしか聞いたことしかなかったですし、まさか自分の両親が…、とは想像もしていませんでした。
その当時はものすごく辛かったし、どうしたらいいのか分からなかったというのが正直な感想です。
そんな(当時は)辛い経験をした私が『両親の離婚から学んだこと』を、あえて辛口な表現で、客観的なデータを元に論じていきたいと思います。
20代のうちから結婚生活や、その先の離婚までイメージしておくことで、『まさか』の展開を減らすことができると思います。
あれこれと悩む前に、今の実態を知っておくことで、将来に備えていきましょう。
この記事の重要キーワード:結婚 コスパ 離婚率 責任
結婚とは、愛情を持って契約を履行すること
結婚(共同生活)は、『円満な関係が続けば』とても(コスパが)良い選択だと思います。
ただ、結婚に伴う「出産・育児」には想像以上に多くの時間やお金を使い、大きな責任も伴うので、無事に子育てを完遂させること(離婚しないこと)のリスクが高すぎると思っています(筆者の個人的な意見です)。
「この人なら自分の人生を捧げてもいい!」と思っていたが、結局数年後に離婚した。そんな悲しい事例が、世の中に数え切れないほどあるのが現実なのです。
私は両親の離婚に伴い、それ以来父親とは会っていません。自分の子を捨ててまで自分の人生を優先する親も存在するのは間違いないです。
円満な関係が続けばコスパがいい?
愛している人と一緒に長く過ごせるだけで、それはもう十分幸せなことでしょう。かけたコスト以上のリターンと言っていいでしょう。
(コストやリターンで結婚生活の善し悪しを判断するのはナンセンスかもしれませんが)
もちろん、ストレスが少ないほうが貯蓄が捗りやすいでしょうし、共働きすればさらに資産増加のスピードは加速します。資産形成においてもプラスな面が多いのは間違いないです。
『相手を心から尊重し続け、円満な関係が続く結婚生活なら』の話ですが…。
私には、それはちょっと夢物語な気がしています…。
離婚してしまう夫婦の実態
しかし、実際の統計データ上、夫婦の離婚率は全体で約35%、県によっては約45%とかなりの高い確率です。
厚生労働省 令和4年度 離婚に関する統計の概況より引用
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon22/index.html
しかし、私が予想するに、離婚していなくても関係が破綻していて実質的にすでに離婚状態のような家庭も含めたら、実際の家庭の約50%は破綻状態になるといえるのではないでしょうか?
もし約50%で将来的に離婚するもしくは関係が破綻すると仮定すると、現代において、結婚することや子育てすることのリスクはかなり大きいですよね。
離婚するとどうなる?
もし、夫婦が離婚したらどうなるのか、どんな変化や手続きがあるのか簡単にまとめました。
- 財産分与: 夫婦になったあとに築いた財産を分ける手続き。不動産、預金、共有名義の車など、様々な財産が対象。
- 子どもの親権: 子どもがいる場合は、どちらが親権を持つのかを決める必要がある
- 住所変更: 離婚を機に引っ越しをする場合、住民票や運転免許証などの住所変更が必要。
- 経済状況の変化: 収入が減ったり、新たな支出が増えたりして、経済状況が変化する。
- 人間関係の変化: 周囲の友人や親戚との関係が切れる。
- 精神的な負担: 離婚は、精神的な負担が大きい。
- 長期に及ぶ裁判の可能性:離婚話がさらにもつれると、調停裁判へ及ぶなど時間も労力もかかる。
住まいが変わる、住所が変わる、名字が変わる、資産を失う、子供の離れ離れになる、養育費や慰謝料問題など…。
とにかく煩わしいことが山のようにあるのが夫婦の離婚です。
”たかが”結婚の失敗で、ここまでのリスクと責任を負うことになるのです。
お父さんお母さんに、リスクを背負ってくれてありがとうと、感謝しなくてはいけませんね。(こんなことを本当に言ったら嫌味なやつと思われてしまいます)
もしかしたら両親の離婚のせいで、感謝する親がいない人もいるかもしれません。ですがそれも、大きな社会勉強になっているはずです。
結婚に対する別視点の考え方
恋愛の延長線上にあるのは、結婚という『共同事業』だと私は考えています。
1つの考え方として、結婚を『事業合併・投資』と置き換えて考えるという方法があります。
要するに相手をビジネスパートナーとして考え、一緒に仕事ができるか、お金の管理を任せられるかという話です
これを読んでいるあなたは、自分という会社の社長です。そして相手の人も自身の会社の社長です。その会社同士が合併すると置き換えて考えてみましょう。
あなたはもう20年以上会社の経営をしていて、相手も20年以上全く別の事業を経営しているのですから、一緒に同じ事業をやるという判断は、『非常に大きなリスクをとる』判断になるでしょう。
やってきた事業やお金の使い方、根本の価値観まで何もかもが違う会社同士が、いきなり協力して手を取り合って婚姻関係という事業を存続できるでしょうか?
そしてお互いが同じ熱量を持って、子育てや仕事に労力を投資し続けられるでしょうか?
そんな難しいこと、未来の当人同士にしか分かりませんね…。
結婚そのものを否定したいわけではないが…
もし遊び相手としては相性がよくても、交際と結婚は全く別の話です。
さらに、家事全般や育児、住まい全体の管理、何を一緒に食べて、いつ起きていつ寝るのかまで…。
結婚というのは、どんな時でも相手の判断をお互いに尊重しなければならないのです。
これって、人によってはとてもストレスに感じることだと思います。ましてやお金をかけてまでストレスを買うようなこと、誰もそんなことはしたがるはずがありません。
自分を産んだ親でさえ、自分とは生活の価値観は違うのだから。
そして、人は誰しも変化してしまう生き物です。
だからこそ、内面や外見が変化してもいいように法律上の制度として『結婚』があると私は考えます。
この世にいる全員が、『結婚制度』に適性があるわけではないというのが私の伝えたいことです。
まとめ
「結婚するのか否か」「結婚制度をうまく活用し幸せになれるのか」「そもそも独身でも不便が無いこの世の中で結婚する意味があるのだろうか」
こんな疑問たちに答えを出すのは、あなた自身だけという結論になってしまいます。
ぜひ、『20代の若いうちに』結婚や結婚をした後のことまでじっくり考えてみてください。
この記事があなたの結婚に対する悩みを解決するヒントとなれば幸いです。
以上、今回はここまでになります。読んでくださって、ありがとうございました🌙