家計改善・資産運用

【現金の資産価値は勝手に減っている!?】インフレの現状と個人でできるインフレ対策を解説!!

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 こんばんは🌙、禄三郎と申します。

 人生100年時代を生きる全ての若者の必須スキルそれは常に新しくなり続ける常識やルールを学び続け、それをアップデートすることです

禄三郎🌙

共に学び、一緒に成長していきましょう!

 今日紹介するのは「資産運用・インフレ対策」についてのトピックです。

この記事はこんな人にピッタリ!
  • 現金貯金はしているが、ここ最近は生活が苦しいと感じている人
  • インフレという言葉は聞いたことがあるが、詳しくはよく分かっていない人
  • ここ最近の物価上昇の勢いに焦っている人

この記事の重要キーワードインデックス投資 資産運用 インフレーション インフレ対策

この記事の結論:インフレ・物価上昇対策として、資産を守るためのインデックス投資を始めよう!

禄三郎🌙

実際に3年前からインデックス投資を始め、約400万円を運用している禄三郎🌙が詳しく解説!

今、日本で起こっているインフレとは?

 物価が全体的に上昇していく現象のことです。

 これは簡単に言うと、昔より商品の値段が高くなったという状態です。

 例えば、10年前と比べて、普段食べている食料品や使っている日用品が値上がりしているな…と感じていますよね?

 筆者である私を含め、知らず知らずのうちに日々の出費が徐々に増えていき、嘆いている人が多いのではないでしょうか?

禄三郎🌙

これは決して一時的なものではなく、日本を含め世界全体で起こっているものなのです。

インフレ(物価上昇)がこのまま続くとどうなる?

○お金・給料の価値の低下
 インフレが進行すると、お金(現金や給料)の購買力が低下しますつまり、同じ金額でも以前より少ない商品やサービスしか購入できなくなります。

○生活費の増加
 物価が上昇するため、日常生活に必要な商品やサービスの価格が上がり、家計の負担が増加します。特に、賃金の上昇が物価の上昇に追いつかない場合、生活水準の低下につながってしまいます。

○貯蓄の目減り
 インフレにより貯金の実質的な価値が低下します。例えば、銀行預金の金利が物価上昇率を下回る場合、貯蓄の実質価値が減少してしまいます。

禄三郎🌙

現状、銀行貯金の利息だけでは、資産を物価上昇からは守れません

日本政府のインフレに対する姿勢

 日本銀行は2024年3月19日に、約8年間続いたマイナス金利政策を解除し、金利を引き上げることを決定しました。

 これは、日本経済がデフレ基調から脱却しつつあることを示す重要な転換点となります。

 今後も日本政府は、インフレを「進めていく」というよりは、物価の安定を図りながら、経済成長を促すことを目指しています。

 そのため財政政策、構造改革、金融政策などさまざまな政策を組み合わせながら、経済状況の変化に対応しています。

 また長期的な金融政策として、日本銀行は『2%』の物価上昇率を目標とした金融政策を行っています。これは、デフレを脱却し、経済を活性化させるためです

みなさんの給料は”しっかり”上がっていますか?

 日本では現在、給料の上昇が物価上昇になかなか追いついていないという状況が見られます。この現象には、以下のような複数の要因が関係しています。

給料上昇が追いつかない主な原因

企業の収益配分の変化

  1. 労働分配率の低下: 企業の収益のうち、従業員に分配される割合が低下しています。これは他国と比較しても顕著な傾向です。
  2. 内部留保の増加: 企業は将来の不確実性に備えて、収益を内部留保として蓄積する傾向が強まっています。1996年に約150兆円だった内部留保は、2021年には約500兆円まで増加しています。

雇用構造の変化(昇進の遅れ)

 従来の日本型雇用システムでは、勤続年数に応じて昇進・昇給が行われていましたが、近年ではこの傾向が弱まっています。長く勤めても昇進しづらくなっており、これが賃金上昇の抑制につながっています。

急激な物価上昇と円相場の乱高下

  1. 輸入物価の上昇: 円安の進行や国際的な原材料価格の上昇により、輸入品の価格が上昇しています
  2. 企業の価格設定行動の変化: 企業は将来的な人件費上昇を見込んで、販売価格を緩やかに引き上げる傾向にあります
  3. 需給ギャップの改善: 経済活動の正常化に伴い、需要と供給のバランスが変化し、物価上昇圧力が生まれています。

個人でできるインフレ対策とは?

 インフレは家計に大きな影響を与えますが、今のうちから個人でもできる対策はいくつかあります。

禄三郎🌙

その中でも、筆者が考える最も効果のあるインフレ対策は、やはり『インデックス投資』です!

 株式市場全体として過去200年で調査した場合、15年以上の『長期株式投資』を行うと、平均して年利約4~7%で増加することが経済学的に証明されています。以下リンクに参考ページを貼っておきます。

野村アセットマネジメント「長期投資の「長期」とは何年?メリットと併せて解説」→ https://www.nomura-am.co.jp/sodateru/stepup/how-many-long-term.html

禄三郎🌙

ここで、1つ例をあげて計算してみましょう!

 また、全く投資をせずに銀行通帳に預けているだけであれば、金利を0.02%とすると一年後は100万200円と計算できます。

 しかし実際はインフレが起こっており、このインフレ率を2%とすると、1年前と現在を比較した実質的な貯金の資産価値はどう計算できるでしょうか?

100万円でインデックス投資をしていた場合

   1 ÷ (1 + 0.02) × 1,050,000 ≒ 1,029,000円(1年前価値に換算した相対的資産額)

②100万円を銀行に預けていた場合

   1 ÷ (1 + 0.02) × 1,000,200 ≒ 980,000円(1年前価値に換算した相対的資産額)

禄三郎🌙

 額面上の数字は増えていたとしても、1年前の100万円の商品は額面上102万円になってしまいます。

①の場合、102万円の商品も買うことができますね。これが『資産をインフレから守る』ということです。

②の場合、102万円の商品は買うことができません。1年前の基準に直して換算すると、インフレの影響で100万円は98万円の価値となってしまったということです。

100万円の価値を保ち続けるには、インデックス投資が最適

 上記のように、これまでに頑張ってあなたが貯めた100万円という貯金を『インデックス投資に回すのか』『ただ銀行預金で寝かせておくのか』の違いだけで、約5万円の差がでてしまいました。

 しかも、差が出ただけでなく、銀行預金だけでは実質的な価値が減ってしまっています。

 これがあと何十年もゆっくりと進んでいったら…、と想像しただけで恐ろしいですね…。

禄三郎🌙

ちなみに、インフレ率を2%とした場合、今から36年後には全ての物の値段が2倍になる計算になります…。

インフレ(物価上昇)で株価も上がる可能性が高い

 緩やかにインフレ(物価上昇)が起こるとすると、超長期的に見れば、株式・インデックスファンドはインフレに対抗できる優れた投資対象といえます。

 その理由を、以下に列挙します。

インフレが株価を上昇させる要因
  • 企業収益の増加: 物価が上昇すると、企業は製品やサービスの価格を上げることができ、利益率が向上する可能性があります。
  • 資金の株式市場への流入: 銀行預金金利が低くインフレに対抗できない状態が続くと、投資家はお金を株式市場に振り向ける傾向があります。

まとめ

 今回は、インフレ対策の有効な手段の1つとして「インデックス投資」を紹介しました。

 インデックス投資を始めたい人は、新NISA制度を使わないと増えた利益対して課税され税金が徴収されますので、必ず新NISA制度を活用してくださいね!

 もちろん、投資を始めるためには、ある程度のまとまった貯金が必要となります。

 支出を見直して固定費を削減したり、会社で重宝される資格などを取得して、収入アップを目指すなど、個人でできる貯金方法もありますので、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね!

 この記事の内容をしっかり理解したうえで、新NISAで積立投資を始めるなら、「SBI証券」か「楽天証券」が圧倒的にオススメになります!口座開設は以下のリンクからどうぞ!

 以上、今回はここまでになります。

禄三郎🌙

読んでくださって、ありがとうございました🌙

ABOUT ME
禄三郎🌙
【ろくさぶろう】といいます。人生100年時代を生きる全ての若者へ向けて、情報発信しています│インデックス投資歴3年│オルカン400万円をNISAで運用中│九州移住│2024年8月ブログ開設│ブログで収益が出るまでの過程をXで発信しています。

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